降り積もれ孤独な死よ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

著者: 井龍 一

出版社: 講談社

11巻最新刊: 第2巻3月16日(月)

次巻発売情報

降り積もれ孤独な死よ 第12巻は4月23日(木)発売予定

降り積もれ孤独な死よ 第2巻の表紙画像

第2巻

3月16日(月)

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刊行ペース

平均: 約147日間隔

直近: 約81日間隔

この作品について

灰川十三という青年がタイの地に降り立つ。目的は自らの出生の謎と"リッカ"の秘密を握る"写真の男"の追跡。そこで目にしたのは、戦争と貧困に翻弄され、殺し屋として生きるしかない子供たちの姿だった。ジャーナリストと共に国境地帯へ向かう十三。"写真の男"を匿うのは、CIAさえも動く反政府組織の首領サン・ハック。黄金の三角地帯に隠されたアジトで、十三を待ち受けるのは"無数"の"瑕面の男"。そしてクローン技術を巡る死闘の果てに、十三は「生きて罪を償う」と誓う。物語はさらに遡り、北海道の映画館で働く志満ひかりが、佐藤十三と名乗る青年の住む「蔵土」という村に辿り着いたところから、灰川邸事件の真相が明かされていく……。

講談社のMagazine Pocketで連載中の本作は、クローン技術、人攫い伝説、大量監禁致死事件という複数の謎を時系列を交錯させながら描く構成が特徴です。既刊6巻の時点で、タイでのクローンを巡る死闘と、北海道の閉鎖的な村で起きた事件という二つの時間軸が並走し、読者は「灰川十三とは何者なのか」という核心へ徐々に導かれていく。単なる犯罪ミステリーではなく、救えない命への無力さ、過去の罪、そして生きることの意味を問う重層的なドラマに仕上がっている点が、本作を単純なサスペンスの枠に収まらない作品にしています。

過去と現在、複数の謎が絡み合いながら、一人の青年の人生を浮かび上がらせていく。答えを知りたい衝動と、知ることへの恐怖が同居する読書体験が、ここにあります。

まだ読んでいないあなたへ

既刊6巻。

これ、想像の斜め上を行く漫画なんです。

灰川十三という青年がいて、彼はタイで「写真の男」を追っている。自分の出生の謎を解くために。そこまで聞くと普通のミステリーに思えるじゃないですか。でも違うんです。この作品が描くのは、戦争や貧困が子供たちを殺し屋に変えてしまう現実、クローン技術を巡ってCIAまで動き出す国際的な陰謀、そして北海道の閉ざされた村で起きた少年少女の大量監禁致死事件——これら全てが一本の線で繋がっていく、圧倒的なスケールの物語なんです。

井龍一が原作、伊藤翔太が作画。この二人が組んだ初タッグ作品です。タイトルの「降り積もれ孤独な死よ」という言葉の重さが、読み進めるごとに胸に刺さってきます。十三が目撃するのは、ゴールデン・トライアングルのジャングルに隠された麻薬組織のアジト、無数の「瑕面の男」、そして自分のクローンという存在。人間の尊厳が踏みにじられる場面を前に、彼は無力さに憤る。

過去と現在を行き来する構成も巧妙なんです。北海道の小さな町で映画館に勤める少女・志満ひかりが、陰のある青年・佐藤十三と出会う場面。彼女が辿り着いた「蔵土」という村の異様さ。行方不明の子供たちと酷似した少年少女たち。人攫い伝説の「リッカの悪魔」とは何者なのか。読者は十三の壮絶な過去と現在を同時に追いかけることになるんです。

「生きて罪を償う」と誓う十三。彼が背負った罪とは何なのか。なぜ彼はクローンとして生まれたのか。そして灰川邸事件の真相とは——答えを知りたくて、ページをめくる手が止まらなくなります。

救えない命の前で立ち尽くす無力感。それでも生きて償おうとする覚悟。この作品が突きつけるのは、綺麗事では片付かない人間の業と、それでも前を向こうとする意志の物語です。講談社のMagazine Pocketで連載中、既刊6巻。ミステリーの枠を遥かに超えた、重厚なドラマを体験してください。

巻一覧(発売順)12

降り積もれ孤独な死よ 第5巻の表紙画像

第5巻

2023年3月23日(木)

灰川十三のの生まれ故郷・北海道の蔵土で、刑事の冴木仁と十三の育ての娘・花音を襲ったのは、その地で【三十三人殺し】を行った犬山修二と同じく顔に瑕を持つ男……! 辛くも襲撃を逃れた冴木たちは、蔵土の犬山の続きを読む

灰川十三のの生まれ故郷・北海道の蔵土で、刑事の冴木仁と十三の育ての娘・花音を襲ったのは、その地で【三十三人殺し】を行った犬山修二と同じく顔に瑕を持つ男……! 辛くも襲撃を逃れた冴木たちは、蔵土の犬山の家で見つかった大量の絵から意外な情報を得る。それは、かつて世間を騒がせた謎の贋作者・四葉不詳によるもの……。そして、贋作取引による詐欺罪で服役中の神代タケル……十三の育ての子の一人……は告白をする。灰川邸の絵画『我が子を食らうサトゥルヌス』を描いた者こそ、自分たち贋作(まがいもの)とは違う、真作(ほんもの)……灰川十三の本当の息子だと。もともと飾られていた『真珠の耳飾りの少女』の絵を『サトゥルヌス』に架け替えた人物は、画商の証言で判明した。その正体に驚愕する仁。そして今。仁の弟・蒼佑はその男によって拉致監禁され、灰川邸の子供たちと同じ運命をたどらされようとしていた。監禁場所から出てきたのは……当初より事件に係わっていた【あの男】だった!

降り積もれ孤独な死よ 第6巻の表紙画像

第6巻

2023年9月22日(金)

少年少女の大量監禁致死事件…いわゆる【灰川邸事件】の犯人が語った犯行の動機は、屋敷の主・灰川十三との深い確執だった。 養護施設の前に置き去られ、孤児として育てられた幼少期。しかし、誕生日には必ず【サツ続きを読む

少年少女の大量監禁致死事件…いわゆる【灰川邸事件】の犯人が語った犯行の動機は、屋敷の主・灰川十三との深い確執だった。 養護施設の前に置き去られ、孤児として育てられた幼少期。しかし、誕生日には必ず【サツキ】の花が施設に届けられていた。つまり実の親は健在だ……。希望を持った【彼】は、花を届けに来た父とおぼしき男に会うが、冷たく拒絶される。何か事情があるはずと諦めきれず、根気強く探った果てに、ついに男の家を探し当てるが……。その男・灰川十三はたくさんの子供に囲まれて幸せそうに暮らしていたのだった。父の愛への餓えが、憎悪に裏返る……。 そんな告白を聞いた灰川十三の養子の一人・瀧本蒼佑は、【彼】の心の奥底にある迷いを指摘する。動揺し、狂暴化する犯人。刑事の冴木仁は、弟の蒼佑の拉致監禁場所に急ぐが、その場所に現れたのは【瑕面の男】! いよいよ一連の事件はクライマックスへ。そして、驚愕の【第二部】が始まる……!

降り積もれ孤独な死よ 第8巻の表紙画像

第8巻(2版)

2024年7月23日(火)

少年少女の大量監禁致死事件…いわゆる【灰川邸事件】の真相を追う刑事・冴木仁(さえきじん)と、事件の舞台となった屋敷の主・灰川十三(はいかわじゅうぞう)に育てられた娘・蓮水花音(はすみかのん)。二人は十続きを読む

少年少女の大量監禁致死事件…いわゆる【灰川邸事件】の真相を追う刑事・冴木仁(さえきじん)と、事件の舞台となった屋敷の主・灰川十三(はいかわじゅうぞう)に育てられた娘・蓮水花音(はすみかのん)。二人は十三が書き残した古い日誌を読んでいた。 北海道の小さな集落「蔵土(くらつち)」で育った十三に初めてできた外の友達・志満(しま)ひかり。しかし好奇心旺盛なばかりに彼女は集落の秘密を知り過ぎてしまい、ひかりに協力した警察官の祖父は事故を装って殺されてしまう。そして十三は、育ての父から警告を受ける。[一族の掟]に従うことを受け入れねば、ひかりもまた同じ運命をたどることになる…と。彼女の安全を思い、突き放すように別れる二人。 しかし、1年後。集落の[汚れ仕事]を請け負っている犬山秀二(いぬやましゅうじ)の私物を偶然見てしまった十三は愕然とする。[生贄(いけにえ)]にした子供たちの形見を、宝物のように集めていた秀二。その中に……彼女の…ひかりの…腕時計が……!

降り積もれ孤独な死よ 第11巻の表紙画像

第11巻(2版)

2025年12月23日(火)

「お前も目暮(めぐれ)が狙いか」── 黄金の三角地帯(ゴールデン・トライアングル)を仕切る 反政府組織の首領サン・ハックが 十三(じゅうぞう)への警戒を露(あら)わにした時 アメリカのC.I.A.がハ続きを読む

「お前も目暮(めぐれ)が狙いか」── 黄金の三角地帯(ゴールデン・トライアングル)を仕切る 反政府組織の首領サン・ハックが 十三(じゅうぞう)への警戒を露(あら)わにした時 アメリカのC.I.A.がハックの拠点を急襲する。 彼らの狙いも、目暮のクローン技術だった。 混乱に乗じ、ジャングルに逃げる十三と中泉(なかいずみ)だが C.I.A.が連れてきた殺し屋のアシュバが立ちはだかる。 死闘の末、彼女の悲しき過去と因果(いんが)を断つ十三。 しかし、瀕死の重傷を隠していた中泉も倒れ 実は自分は公安の人間であり、十三の正体と目的を 最初から知ってここに導いたと、告白して死ぬ。 アジトに着き、犬山秀二(いぬやましゅうじ)のクローン そして自分のクローンと戦い、ついに対峙した目暮は 完璧なクローン──「ジュン」を生み出したと誇るが 直後、C.I.A.工作員の造反によって消されてしまう。 全てが終わった虚しさの中、降り積もった死を思い 十三は誓う。「生きて罪を償(つぐな)う」と──

よくある質問

『降り積もれ孤独な死よ』は全何巻?

現在11巻まで刊行中です。

『降り積もれ孤独な死よ』の最新刊は?

最新刊は第2巻(3月16日(月)発売)です。

『降り積もれ孤独な死よ』の次巻はいつ?

第12巻が4月23日(木)に発売予定です。

『降り積もれ孤独な死よ』の作者は誰?

井龍 一先生の作品です。

『降り積もれ孤独な死よ』の出版社は?

講談社から出版されています。