『ハチミツとクローバー』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
刊行ペース
平均: 約183日間隔
直近: 約183日間隔
この作品について
6畳間で暮らす美大生、森田、真山、竹本。彼らの前に花本はぐみという女性が現れたことから物語は動き出す。真山は理花への片想いに苦しみ、そんな真山を想う山田もまた報われない。竹本は浜美祭に出す塔を制作しながら心の迷いと向き合い、会社の分裂に巻き込まれた真山は決断を迫られる。美大という創作の現場を舞台に、それぞれが抱える恋と葛藤が交錯していく……。
羽海野チカは『3月のライオン』で将棋という題材を通じて孤独と再生を描いた作家だが、本作もまた「美術」を背景に据えることで、登場人物たちの内面を立体的に浮かび上がらせている。ポリゴナルな恋愛構造——AがBを、BがCを想う——は少女漫画の定番だが、ここでは誰一人として悪者にならない。それぞれが不器用に、誠実に生きているからこそ、誰も救われない瞬間が痛切に響く。クイーンズコミックスという女性向けレーベルから刊行され、講談社漫画賞少女部門を受賞した本作は、2005年のアニメ化と2006年の実写映画化によって広く知られることになった。海外でも翻訳され、青春の普遍性を証明している。
既刊3巻とあるが、実際には全10巻の長編だ。貧乏アパートで始まる物語が、やがてどこへ向かうのか。一度読み始めたら、彼らの「その後」を見届けずにはいられません。
まだ読んでいないあなたへ
恋って、どうしてこんなに不器用なんでしょうね。
6畳間に転がり込んで笑い合う美大生たちの日常が、一人の少女との出会いで静かに揺れ始めるんです。真山は先輩の理花さんを想い続け、山田はそんな真山を想い、誰かの気持ちが誰かに届かないまま、時間だけが過ぎていく。「好き」という言葉ひとつ言えないのに、心臓が痛くなるほど誰かを想ってしまう。その切なさを、羽海野チカは驚くほど繊細な筆致で掬い取るんです。
この作品が描くのは、誰もが通る「自分が何者か分からない時期」なんですよ。美大という舞台で、絵を描き、塔を作り、建築を学びながら、彼らは必死に自分の居場所を探している。才能の前で立ちすくむ者、逃げるように働き続ける者、迷いながら手を動かす者。作品を作る行為が、そのまま自分と向き合う時間になっていく様子が、痛いくらいリアルに伝わってきます。
何より、この漫画は「報われない気持ち」を描かせたら天才的なんです。誰かを好きになることが、いつも幸せに繋がるわけじゃない。それでも人は誰かを想い、傷つき、それでも前を向こうとする。その不器用さを、羽海野チカは愛おしいまなざしで見つめ続けているんです。
既刊3巻の段階で、すでに関係は動き始めています。真山の決断、竹本の迷い、そして森田は——読めば分かります。第27回講談社漫画賞受賞も納得の、青春群像劇の傑作です。
巻一覧(発売順)全3巻
よくある質問
『ハチミツとクローバー』は全何巻?
全3巻で完結済みです。
『ハチミツとクローバー』の最新刊は?
最新刊は第5巻(8月19日(火)発売)です。
『ハチミツとクローバー』の次巻はいつ?
次巻の発売日は未発表です。直近の刊行ペースは約183日間隔です。
『ハチミツとクローバー』の作者は誰?
羽海野チカ先生の作品です。
『ハチミツとクローバー』の出版社は?
集英社(クイーンズコミックス)から出版されています。


