燕は戻ってこない』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

著者: 坂井恵理

出版社: 集英社

レーベル: マーガレットコミックス

3巻最新刊: 第3巻3月24日(火)

次巻発売情報

次巻は約2026年11月7日頃(推定)

燕は戻ってこない 第3巻の表紙画像

第3巻

3月24日(火)

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刊行ペース

平均: 約228日間隔

直近: 約228日間隔

この作品について

非正規雇用で困窮する日々を送る主人公・リキは、同僚に勧められたクリニックで国内未承認の代理母出産を持ちかけられる。金の心配のない暮らしへの憧れと、自分の身体を商品として差し出すことへの葛藤。法律上の妻となり妊娠を試みる中で、故郷への帰省、元不倫相手との再会が、リキの選択をさらに複雑にしていく。望んだはずの妊娠が、彼女を縛りつけていく……。

坂井恵理は『あたしの世界』で少女の内面を繊細に描いた作家だが、本作では桐野夏生の原作を得て、社会の歪みに翻弄される女性の姿を追う。代理母出産という題材は、医療と法律の間で宙に浮く現代的なテーマです。しかし本作が優れているのは、制度批判に終始せず、貧困と欲望、自由と束縛という複層的な問いを一人の女性の身体を通して描き出している点だ。「田舎に帰らなくていい」という言葉が象徴するように、リキの選択は単なる金銭問題ではなく、過去からの解放という切実な願いと結びついている。

Cocohana連載、既刊3巻。米国でも英語版が出版され、現代日本が抱える問題への注目度の高さを示しています。読み進めるほどに、答えのない問いが胸に突き刺さる作品です。

まだ読んでいないあなたへ

既刊3巻。

でもこの3巻が、あまりにも重い。

「一度でいいから、金の心配のない暮らしをしてみたい」——東京で非正規雇用として働くリキが、同僚に勧められるまま訪れたクリニックで持ちかけられたのは、国内では認められていない代理母出産だったんです。お金のために、知らない人の子どもを産む。この選択を前にしたとき、あなたなら何を思いますか。

坂井恵理が描くのは、綺麗事では生きていけない現実と、それでも尊厳を守ろうともがく一人の女性の姿なんです。リキは法律上の妻として草桶基と暮らし始めるけれど、母体の負担を気にかけない依頼者、行動を縛ろうとする夫、そして自分を過去に縛りつける故郷。誰も彼女の「人間としての痛み」を見ていないんですよ。

この作品が突きつけてくるのは、貧困が奪うのはお金だけじゃないという現実です。選択肢を、誇りを、自分の体の主導権さえも奪われていく。望んだはずの妊娠が、どうしてこんなにも苦しいのか。読んでいて胸が詰まる場面が何度もあります。

原作は桐野夏生。『OUT』で社会の闇を描き切った作家が、代理母出産という現代の問題に切り込んだ物語を、坂井恵理が圧倒的な筆致で漫画化しているんです。優しい絵柄だからこそ、描かれる現実の残酷さが際立つ。

これは遠い国の話じゃない。今、この国で起きていることなんです。

巻一覧(発売順)3

よくある質問

『燕は戻ってこない』は全何巻?

現在3巻まで刊行中です。

『燕は戻ってこない』の最新刊は?

最新刊は第3巻(3月24日(火)発売)です。

『燕は戻ってこない』の次巻はいつ?

次巻の発売日は未発表です。直近の刊行ペースは約228日間隔です。

『燕は戻ってこない』の作者は誰?

坂井恵理先生の作品です。

『燕は戻ってこない』の出版社は?

集英社(マーガレットコミックス)から出版されています。